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走れ
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| 作詞 くものね |
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くじけた君の
心をくすぐるものはなんだろう
愛だとか希望とか、未来とか、期待とか
そんなちっぽけなものじゃなくて
くじけた君の
支えになるのはなんだろう
曖昧で蒙昧で、魑魅魍魎で不完全な感傷さ
そんなちんけなものばかりで
どうやったって
どうだったって
生きている君に壁は立ちふさがるだろう
どうしたって
どうしようもなくたって
生きている限り僕は君に言うだろう
走れ。前へ。次へ。先へ。続け。
狂ったようにかけずりまわり、さけびながら這い上がっていけ
目指した先に あるのは希望か
たどりつけばわかるだろう
走れ
いたいけな君を
だますのは誰だろう
愛だとか希望とか、未来とか、期待とか
ありふれたご期待にはそえないことばかりさ
いつものように
いい子のように
生きている君はなぜか歩みを止めてしまうだろう
どこへ行ったって
どうにもならなくなって
訳も分からず涙ぐみ君に、僕は言うだろう
走れ。前へ。先へ。追い越せ。
昨日の自分を越えて。今日の自分が越えて。明日の自分を置き去りにしろ
目指した先に 見つけたのは小さな
たどりつけばわかるだろう
走れ
未来の見えない五体投地。今日もご苦労様です土下座でふて寝
冷やさなきゃないのは頭だけさ
なんて見苦しい、僕は逃げ出しただけ
君が苦しむのも
君が悲しむのも
僕にはまぶしく見えてしまうんだ
生きてる限り
走れ。前へ。もっと。さらに。光を越えて。
君が泣きついた今日も。逃げ出したい明日も。実らなかった過去だって全部僕はうらやましいんだ。
走れ。走れ。走れ。
傷ついたっていいさ。泣くのは恥ずかしくなんてないさ。生きてるのは簡単じゃないさ。
そんなお説教もおせっかいも届かないくらいまで遠くへ
むき出しのままの君で
走れ。
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