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女の背中
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作詞 飲んだくれ呑み太郎 |
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女は朝早く起き
黙ってご飯をつくる
男は無精髭をなでながら
飯はまだかと叫んでる
女は洗濯機の前に立ち
洗剤と柔軟剤を入れる
男は煙草をくわえながら
苛立ちの中 出かける
女は布団を干しながら
遠くを見つめてベランダに座る
男は仲間と弁当をつつきながら
ゲラゲラ笑う
女は夕飯の支度をしている
魚の焼き加減に気を払う
男は酒の匂いをさせながら
飯はまだかと叫んでいる
朝珍しく男が早く起きると
女の荷物がなくなっていた
さようならの一言もいわず
寡黙な女の愛情に悔やんでいる
全てが遅かった too late...
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