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三者讃陽
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| 作詞 過悔 |
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もうとっくに昔の記憶かな
振り返りたくもないけれど
胸の奥深く隠した傷痕
まだくっきり残っているよ
でもお陰でこの場所があるなら
なんて嫌な皮肉だよね
笑い話の筈だった気の緩み
重なって一つの惨劇に
傘を開けば終わる通り雨
集まって一つの災害に
名も知らない誰かの悪ふざけ
固まって一つの狼藉に
俺がただ涙したあの夜に
僕が全て諦めたあの夜に
私が心閉ざしたあの夜に
お前が支えた俺の信念
君が見付けた僕の勇気
貴方が創った私の愛情
繋ぐ物を何と呼ぶ
人は其を絆と呼ぶ
絆契られ何と化す
過去から歩き出す力に
未来まで指し示す光に
今此処へ掲げる覚悟に
俺が少しだけ綻んだあの朝は
僕が楽しみにできたあの朝は
私が産まれ変わったあの朝は
お前と勝ち得た俺の理想
君と探し求めた僕の平穏
貴方と夢に見た私の幸福
包む物を何と呼ぶ
人は其を縁と呼ぶ
縁結ばれ何と似る
静寂なる森然に
広遠なる絶海に
絢爛たる暁天に
俺が挫折に悶えたあの日々も
僕が喪失に嘆いたあの日々も
私が憂鬱に沈んだあの日々も
お前が手を握ってくれたから
君が声を聴かせてくれたから
貴方が隣で守ってくれたから
寄せ合い塗り潰して
縋り合い踏み越えて
認め合い顔を上げて
一つのキセキに
俺は其を前進と呼ぼう
僕は其を決別と呼ぼう
私は其を邂逅と呼ぼう
人が其を何と呼んでも
砕けない確かな世界が
永久に命を抱いて在る
もう大丈夫だから
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