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桜咲く丘の茶会にて
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作詞 Metaphysical Cat |
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目蓋を閉じないと
辿り着けない場所が在って
そこに棲む妖精達は
音楽が大好きで
虹色のメロディー
やや気紛れな風に乗せて
遠くの誰かの元まで
精一杯届けるの
必要以上に奏ですぎると
何かが足りなくなる
それを私は何故か知っている
束の間の芳しさとか
それに合う甘い誘惑とか
直向きな心を乱すから
邪魔をしないで
空想(ゆめ)から醒めないで
現実に戻ると
愛すべき音楽が在って
そこで生きる私達は
音楽が大好きで
七色のメロディー
やや気紛れな風に乗って
大事な誰かの元まで
精一杯届けるの
必要以上に奏ですぎると
何かが足りなくなる
それを私は何故か知っている
心地好い温かさとか
それを包み込む両腕とか
空っぽの心を満たしていく
黄昏さえも
時間も待たないで
この声が聞こえないくらい
不安な夜に潰されても
その手を引いて救ってあげよう
感覚的に 音楽的に
それでも必要以上に奏ですぎると
何かが足りなくなって
やっぱり私はそれが何かを知っている
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