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BATH TIME
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作詞 朔neko. |
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電車が通り過ぎる音
横にしながら ひとり帰路に着く
点滅してる街灯に
たかる虫たちを後目(しりめ)に
ため息が今日の終わりを告げる
家に着いたら
肩まで湯に浸かって 疲れた体に安らぎを
朝陽の光で目覚める
そんなゆとりはない目覚まし音
朝食も抜かす日々には
いったいなんのしあわせが
どうやって現れるというのか
会社に飼われ
詰め込む仕事たちが いつもの一日の終わりを
くり返させて
湯に顔を潜らせて たくさんのあぶくを作った
日々の暮らしに
入り込む電車音 虫たちの群れた行動に
似ているからか
うずくまりたくなる 退屈な日常のなかで
ため息つかす
ちいさな湯船でも やさしく包んでくれている
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