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曇色
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作詞 Ibu |
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空の色を眺めていた
冷たい息と一緒に淀んだ
これが日常なのかと上を見上げ
曖昧な曖昧で甘い日々だった
雲行きが怪しくなったな
雨も何れ降るのかな
晴れているのは今だけなのかな
天気を見ていた
曇色の空があまりにも
僕にとっては気持ちよくって
「こんな日々が続けたらなぁ」
そう呟く僕がいた
一人きりも慣れてきた時に
誰かが呼んだ
「君は一人で良かったのかい?」
そういうもんだなぁ、嗚呼
そんな日々が何故か気持ちよく
まるで映画のワンカット
「面白いね」と君は云う
そんなシーンばっか撮ってたっけ?
空の色を気にし始めた時から
退屈凌ぎを探してた
それが君だったのかな?
答えは要らないよ
でも
曇色の空があまりにも
僕にとっては気持ちよくって
「こんな日々が続けたらなぁ」
そう呟く僕がいた
一人きりも慣れてきた時に
誰かが呼んだ
「君は一人で良かったのかい?」
そういうもんだなぁ、嗚呼
そんな空を眺めていた時に
誰かが横に座ってきた
「いい天気ですね」
とボツリ
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