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息白し
作詞 Ibu
寒くなってきたな
凍えてきたな
息白くなってきたな
今の季節を感じてる

あたしの季節はまだ
冬の最中だそうで
心地良いとは云えなかったけど
今を感じている

雪と共に現れるそれは
氷点下の空気のブレス
眠たくなってきたなと
埋もれながら生きてた

あたしはまだ吐く息を
蹴散らす事すらできぬ儘
只生きる術やらを知って
凍えて行くだけなのでしょう

息白しこの日々が
永久に続くものだと思い
体から溢れる吐息を
誰かがため息と笑った

寒さが増してきたな
悴んできた様だ
意識が飛ぶ様な叫びを
鼓動が止まる前に

あたしの想いはまだ
春に置いてきた物で
気味が悪いとは云えなかったけど
昔を感じる

氷柱を柱にする寒さは
呼吸困難すら呼び起こす氷
外出は叶わぬこの未知は
消えても尚遺してゆくのだろう

あたしはまだ夜の空を見る
虹のカーテンを見れると信じ
それに混ざる様に吐息が
光が反射して僕を包んだ

冬が終わっても
季節が変わったとしても
この気持ちは
変わらないきっと

生きている唯一の証だった
それが途絶えた時に
雪に包まれたあたしを
この場所は迎えるだろう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 息白し
公開日 2022/05/02
ジャンル その他
カテゴリ
コメント その白い吐息は、いつかの冬を思い出させる
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