|
|
|
Crevasse
|
作詞 Ibu |
|
心が割れてしまいました
それは他人も巻き込んで
一緒に逝こうなんでさ
都合が良すぎる話だよな
何故割れてしまったのが
僕だけでは気付けなかった
誰かと一緒じゃないと嫌だから
僕はまだ藻掻き続ける
一人落ちた、これでおしまい
一人落ちなかった、これもおしまい
結局その割れ目に
身を委ねるだけなのですか
生きたいなら足掻けよと
そう思えなくなる絶望を知った
氷河の割れ目が僕の命ならば
心が割れていたのだろう
それでも藻掻けよと
ほんの少しの希望へ伸ばした
寒さが心地良くなる位には
諦めを知ってしまったのです
諦めを知らなきゃいけないのです
心が砕けてしまいました
それは自分だけじゃ
できない事を伝えたとて
安牌な話なんだよな
一度できた割れ目は
君ですら気付けなかった
誰かと一緒である事がさ
条件だとするならばさ
一人の為に、見届けるのです
大勢の為に、見届けるのです
結局その割れ目に
犠牲が積み上がるだけだと
生きれるなら強くと
絶望の先を見据えていた
氷河の割れ目が僕の心ならば
幾らでも与えるのだろうに
もう藻掻かなくても
希望はそこにあったんだ
寒さで吐息が白くなる
耐える術を身に付けねばと
耐える理由を身に付けねばと
布の様に縫い合わせられたら
誰も怖がる事は無かっただろうに
自然に治るまでその割れ目は
傷と同等の価値だったのか
冬を越せれば春が来ると
そんな希望が自分を
責めてしまったのだろうか
攻めてしまったのだろうか
生きる為の知恵が
絶望の中で知ってしまった
落ちた隙間で僕が抱える
孤独感を受け入れてくれないか
もう命が途切れる
死の先の希望を見ていたんだ
何れ雪は溶けるでしょう
最後位は太陽を見ながら
最期位は月を見ながら
|
|
|