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月兎の光
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作詞 Ibu |
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太陽の代わりに夜を照らしたよ
そんな光物語
欠けた月兎が地球を見ていたよ
光は儚く踊る私を見た
月兎はどう思った?
恒星に為れず、反射する光を
この光は何年前の
昔の光だったのだろうか?
逸話でも構わないから
月兎が本当であって欲しかった
でも、君は居ないんだな
そうか、そうなんだな、そうか
太陽が居なくちゃ夜も照らせない
分かっていた光の話
欠けぬ月兎には逢えたのならば
光も寿命がある事を知らなかったから
月兎は何を考えたのだろう?
衛星として、存在する輝きは
この光はいつの日にか
途切れてしまうのでしょうか?
嘘話でも構わないから
月兎を誠にして欲しかった
でも、君は逝ないんだな
そうか、そうなんだな、そうなのか
涙を流せず、月を眺めていた
光よりも早くはなれなかったから
追いつきたい程、追いつけなくなっていく
過去の月兎だけが只僕の目には映し出していた
噂話でも構わないから
月兎を証明させたかった
でも、只の模様なんだろう
そうか、そうなんだな、そうか
こう書き綴っていれば本当で居られる気がして
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