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紙対応
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作詞 Ibu |
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心の何処かで願っていたんだ
折り紙の様な思いを認めて
嫌だ、嫌だと呟くけれど
届いてしまう紙飛行機
心の傍で感じて欲しくて
こんな対応で云いのかって
好きだ、好きだと深めるけど
これだけ届かないと知る
神にはなれないなれなかったんだ
生きて生命を受け好意に満ちた
白昼夢の様な幻を見て
紙に込めた愛情は届かず
塞ぎ込んだ儘投げ捨てた
紙の様よりも神の様よりと
対応をして、私になって
その心苦しさ醜さを見れば
その為に何かを見捨てる
風になれれば、花になれれば
そう思う事は罪なのでしょうか
当たり前と紙に綴ってた
歌の形で届けばと
紙にだって神はいたんだ
物を大切に折り込んでいた
しわくちゃの紙を見て何を思う
信じていたのに、裏切られそうで
生きていれば間に合うのかな
紙にはなりたくなくて
神にもなりたくなくて
こんなので大丈夫なの?
自分に問う、自分が答える
私に対応をしてた
誰かにも対応できたら
生きる事も、死ぬ事も
互いの事も忘れていた
嘆きの叫びが涙を落とす
紙は濡れ書く事もできずに
嘘であってと、嘘じゃないでと
静かに息を絶つ
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