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葡萄の花
作詞 Ibu
とある所に一匹の鳥がいました
空の飛べないそんな鳥
彼は水を泳ぎながら
只暮らしていた

裏切られないそんな事を想い乍ら
彼は恋をしていた
でもその番いは奪われて
独り身になったのです

孤独を過ごしてた
そんな葡萄の蕾は
ある日突然現れた
彼女が咲かしてくれた

老い耄れた私の人生を
1つ2つ消えてゆく花に
好意という花言葉と共に
咲かせてくれたんだ

僕がそうである様に
彼女も同じ種族だそうで
燃え尽きたその恋の花が
まだ咲こうとしている

もう孤独じゃない
何故って彼女がいるから
私は彼女を見ていたいから
その場所を離れなかった

残り少ないと分かり乍ら
1つ2つと待つ枯れも
思いやりという花言葉と共に
生き続けたんだ

彼女が本当に存在するか否かなんて
僕にはどうでも良かった
本当の愛を知れた事
本当の心をくれた事
それだけを感謝して
僕はもう満足なんです

彼女は生き続けるだろう
1つ2つ歴史を重ねて
慈善という花言葉と共に
見送るのだろう

僕はもう此処には居ないでしょう
でももう悔いは無い
でも後悔があるとするのならば
まだ見守っていたかったな

きっと彼女も元気に葡萄の花を咲かすだろう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 葡萄の花
公開日 2021/09/24
ジャンル その他
カテゴリ 恋愛
コメント グレープに捧げる歌
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