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ゆううつつ
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作詞 Ibu |
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僕が想っているよりこの世はゆううつで
寂しさを抱えながら皆生きてる
このどうしようもない残酷というキーワードは
僕を、一つ二つと死に向かわせるのです
うつつな気持ちとどう向き合えばいいか
彷徨う私に神は二つの選択を
「それでいいのか?」と
囁いてはみるけど
憂いも鬱も生憎いらないらしい
人は憂いよりもうつつの方が気持ち良いらしい
鳥の囀りすらも余裕を持たない
愛や恋なんで分かる筈もない
そんな五月の梅雨を浴びながら
貴方の心のゆううつつが
どうか晴れ渡る日が
来る事を刹那に思っている
止まる事の無い躁というブレーキの利かない車に乗って
舞ってどうしようもないまんま
貴方という存在が貴方の望む
理想的な世界になります様に
「ゆめうつつとゆううつつって何だか似てるね」って
笑える朝まで取り敢えず今日はここで
「またね」
君が望む世界に今日もならなくって
空しさというのを抱えて生きている
僕の心などどうでも良いという様に
君は僕を置いてった
淋しさって消えないよな
ゆううつも気付けないよな
ちょっとしてすぐに死にたがるモノさ
そんな死と向い合せで生きてる
僕はまだ怯えている
ゆううつつよりもゆめの方がどれだけ良かったか
それに転れる(うたたれる)方がまだましだった
今日もまた現実とゆめを行き来する
雨はまだやまないらしい
貴方の言形(ことかた)が皆の元にどうか届きます様に
そんな事になってしまった世界を僕は見てみたいのです
憧れと理想がこんなにも程遠い事に気付けずに
ゆめばっか見ていたこんな私でも許されるならば
どうか休息を
ゆめが許されてうつが許されない
その理由が僕には良く分からなかった
「気持ちの問題なのか?」
「私を傷つけるモノなのか?」
どうか、何方も楽しいで
終わるこの世であって欲しいと
願うばかりなのです
私が見るものは
ゆめうつつかそれともゆううつつなのかと
何故かは分からないけれど
何方も同じ道に見えているんだ
言葉が届かないのなら
文字でさ
如何にかと刹那に思うのです
此処もどうせ赤に染まる
青のこの世でさ
「じゃあまたね」
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