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最後に残った絶望
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作詞 Ibu |
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パンドラの箱ってあるだろう?
それをあげた子がパンドラというんだ
その子があげたからその名前は
"パンドラ"の箱っていうんだ
そして解き放ったその絶望は
憎悪や嫌悪その他諸々
人々に与えられちゃった
それが一つの物語です
そしてその物語にはちょっと続きがあって
その解き放たれた物の中から
一つだけ希望が残ったからという話を
聞いて、僕は思ったんだ
その希望こそが最大の絶望であると
それが無ければどんなに楽だったと
皆思ってしまったのですよでも只ね
何故君だけ残ってしまったのかなと
思うこと、そのものが絶望足りえる
そんな僕の思う話をこれから話そう
その箱は開けてはいけないという
そんな箱が目の前にあったとしてさ
どうせ誰かが開けるのだろう?
"パンドラ"に全てを擦り付けんなよ
誘惑の箱とても言えばいいのだろうか?
憤怒や怒涛で満ち溢れてさ
解放を求めていたのだろう
これが僕なりの解釈です
そしてその解釈はそこで終わらない
希望がどれだけ絶望に近いかと
漢字一文字変えてしまうだけで
あれ?っと思ってしまい
希(のぞみ)が絶ってしまうのならばさ
どうして君は生まれてしまったのって
皆が疑問符を出すのかなと考えるけど
やっぱ何かにしがみ付きたくってとさ
ちょっと語ってみては見る物だけとさ
それが駄目なんじゃないかって思うの
どうせ絶望を噛みしめるのならば
最後の絶望も噛みしめようよ
そうじゃないとさ、そうじゃないとさ
余りにも可哀想ではないか
絶望というには話が重すぎるから
希望という名前で誤魔化してきた
それならばとは思って見るけどさ
堪えた涙も遂に溢れ始めてしまい
悪や怒も流れしまうものでしてさ
そんな話だったのです、これで終
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