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猇
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作詞 Ibu |
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ガルル
ガルル
人を襲いかがる
虎が唸るその声は
君を死へと誘う
恐怖へと誘う
言葉通りさ
君の言う通りさ
僕は死と直面している
その時聞いたその声は
ガルル
まるで君は美味しそうでさ
弱肉強食の頂点を目指して
君を嚙み殺すのさ
恐怖を植え付けるのさ
ガルル
その声の主(あるじ)は誰だ?
肉を喰らい、血で汚れた
その虎が生きる術は
そんな生き様じゃないよな?
虎は人を襲いかがる
その声を聞いたものは
死を知ってしまうだろう
そんな唸り声なのさ
誰も近づけとは言わない
檻の中に閉じ込めればいいんだ
でもふと油断をした時に
その唸り声が聞こえて
ガルル
不味くだっていいのさ
俺なりに必死に生きてるからさ
お前を襲う理由に
それ以外の理由がいるのかい
ガルル
その声の主(ぬし)は俺だ
残酷でしかし運命的な
俺の生き方に文句を
云わせねぇよ嚙み切ってやる
その声が聞こえたら
僕は死を受け入れよう
弱者どもはそういうかもな
でも俺は強者だ
てめぇなんかに負けてたまるが
己の持つ鉄砲を持って
最後の闘いを
ガルル
お前との対面戦だ
「お前なんかに負けてやるもんか」
襲い掛かってくればいい
退治するのは「この俺だ」
お前の呻き声が聞けるなら
この弱肉強食の中の
頂点に立っているのは
人だという事を分からせてやる
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