|
 |
|
今宵の月兎は
|
| 作詞 Ibu |
|
今宵のショーが始まった
本日の主役は月兎！
姿形それらを変えれる
僕すら知らぬ未確認生物だ！
月兎は音楽を紡ぐ
過去の代表作は所詮そんなもんさ
誰もが憧れたその月を
僕等が中心だと気づくには遅くてさ
今宵の月兎は
満ちる事も欠ける事も無く
美しい満月として映し出した
夜の太陽に化けて出てきた
そう思えば月兎も
妖怪化物それらの類だろうか？
不思議不思議のそのウサギを
僕は大切に育て続けたんだ
月兎は人を惑わす
僕だってその一人に変わりないのさ
誰もが指し示したその月を
宇宙(せかい)と比べたらちっぽけな存在で
今宵の月兎は
誰からも姿を消して
それを人は新月というみたいで
暗がり坊主の心が狂った
日が出る時に支配するのが空亡ならば
月が出る時に支配するのは月兎だろう
人は何かに操られ生きている
君も僕も同じだろう？
今宵の月兎は
有るようでないような曖昧な姿で
半月という言葉がある様に
半妖の月兎がショーを閉じた
|
|
|
