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四季の色付歌
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作詞 Ibu |
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春が終わった夏が始まった
夏が終わった秋が始まった
秋が終わった冬が始まった
冬が終わった春が始まった
そうやって季節は巡る、
ぐるりぐるりと回るように
どこかで夏があるのなら
どこかで冬があるのだろう
順繰りに進んで行く僕等の旅路は
きっと十色に輝くだろう
それを信じているから
その手を伸ばして
届かなくなるその距離まで
掴み足掻いて
四季を取り分けよう四等分に
そこに色があるから
モノクロじゃないカラフルな色を
ああ、その声は届くはず
そうやって時は巡る
早く回るものも漸進的に回るものも
どこかで春があるのなら
どこかで秋があるのだろう
八色の虹を見た僕等の行く末は
白と黒を追い求めるだろう
実話じゃないか、思うだけ勝手だろう
その足を踏みしめて
誰かの歩幅を踏み続けながら
跳びそして超えて
十色を取り分けよう十等分に
そこに季があるから
節ごとに分けていこう歌を謳うように
ああ、その音は届くはず
壮大に謳おう、そんな歌があるのなら
似たもの同士でいいじゃないか
それが曲になるなら
盛大に謳おう、自分にしか出せない声があるなら
それをメロディに変えよう
それも曲ならば
その息を吸って
生きとし生けるよ
そんな人生なら
何物でもいい取り分けよう何等分に
そこに人がいるなら
下手くそでもいいリズムが合わなくてもいい
ああ、その唄は届くはず
ああ、ああ、ああ、ああ
叫び続けるんだその唄を
あの人の様になりたいのなら
まずは真似事だ、自分を知ることだ
さあ、録音のスイッチを入れよう
青が始まった、朱が始まった
白が始まった、玄が始まった
そうやって色を付けることができたら
色付けの歌を謳えるのかな
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