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EnD
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作詞 Ibu |
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開幕は終え、披露も終えて、今の僕たちには何があるの?
閉幕を締め、演技も止めて、僕たちは確実に終わりに近づいている
だけとどんな終わらせ方をすればいい?
分からずに手探りでゆく
始まりは終え、旅路も終えて、残った"キセキ"は"奇蹟"だけだろう
終わりが始まり、劇場も始まり、僕たちは確かに何かに近づいている
だけとどんな創めを創ればいい?
手の感覚だけで進んでゆく
そんな終わらせ方でいいのかな?
ああ、感動の"さいご"が来た
ゴールしたあの瞬間を
ピリオドを取ったその瞬間を
もう、終わりにしよう終わりにしよう
でも、僕は問う終わりとは何がと
絶望は絶え、希望も絶え、残ったものは一体何?
輝きも失い、煌きも失い、見える者すべてがモノクロに染まっている
だけとこの色をどう表せればいい?
もうすぐ終わるのに何を言っているのだろう
好いていた時間は既に過ぎ去って、病に掛かり絶望に染まる
例え病に掛かってなくても、好いてきた事に変わりないから
本当にあったお話、神も仏も信じられるそんな物語をねぇ
語ってみようがそれで終われるならそれでいいと思うから
ああ、始まりは既に始まってた
僕が読み進める時には
その本は最終回を迎えてて
流石に続きを続きをと願う
そのヒトによって変わる事だから
何かに怯えている、何かに恐怖を抱いている
その謎を解くのか僕等の仕事だから
その手を離さないくれって願っている
願ったところで誰も助けてはくれないんだ
助けがこないのならば逃げてしまえたらいいんだ
僕の事、君の事、を忘れはしないよ
だって僕等は親友だからさ
ああ、まだまだ途中経過だ
終わらせることに意味があるのなら
書き記すその前に途絶えてしまわないように
終わりを書こうと思うんだ
これが最後じゃなくても
心の声が枯れ、発する声も枯れ、素敵な花も何時かは涸れる
努力も意味はなく、精一杯も意味もなく、所詮こんなもんさ
だけとこの長い歌を覚えることができなくても
意味はちゃんとある、問いを見つけていこう
ああ、この声は届かない歌
わざと口をする醜い歌を
僕はEnDを迎える、重なり合って作り上げた歌が
もう繰り返さないでくれ
僕は云う「終わりってなんだっけ」って
ああ、感動の最期だ
亡くなる前に聞けて好かったって
貴方に好えてしまうこんな日々を
今度こそ、幕閉めだ、舞台のモノも去ってゆく
これからも謳うけれども一旦終わりを迎えるから
真っ新な心があった、真っ新な命があった、全て白で染めるなら
終止符が打ち込まれた、終わりを告げる合図がした
こんな短い歌でごめんな、ちょっとは歌いやすくなれたかな
自分の理想に出会えたら、こんなエンドも悪くないかもね
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