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花火と海
作詞 kazuhiro
雨上がりの青空に
感じる君と夏の伊吹
白く照りつけた背中が眩しい
切なく穏やかなあの波止場
無感情で笑う君は
偽りのない空気に酔いしれて
眠れない夜に二度とない思い出
嘆いた

君色に弾ける花は 浮いた私のかかとを消して
舌噛む君と砕けぬあの日の恋は 甘い波風に押し戻されてく
Ah 薄暗い波に映る2人の影が騒いで
「好き」と叫ぶ君の横顔にずっと
恋焦がれてく 刻まれてゆく きっと

君を離した夜に 後ずさりなんてしてんるんじゃない
飼い慣らした仕草じゃ君に届かない
恋の飽食に謳歌した夏
恋しくて

花柄の浴衣に染まる 頬に深く波打つ鼓動と
2人を導く甘い潮風がふさぎ込んだ恋を抱いて叫んだ
もう忘れない音 やけに赤くて綺麗な花を
刹那に白いあの日の浜でずっと
歌いかけて 願い込めて もっと

深く 人混みに飲まれ輝く姿は
吐き出した過去から涙で滲んでくから

君色に染まった空と浮かぶ裸足の私が海に
沈んだ恋と砕けたはずの日々が 2人の今と過去を繋ぎ合わせ
そう憐れな恋は 静かな思いと時間と眠る
あの日君が離した手の中に ずっと
あたためて 詰め込んで このまま
ああ 震える波に映る2人の影が騒いで
「好き」と叫ぶ君の横顔にずっと
恋焦がれてく 刻まれる 叶わない
終われない
儚くて 2人だけの 夏空

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 花火と海
公開日 2020/08/06
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント この作品は女性目線の過去の恋愛について書きました
花火大会で2人で見たあの花火はもう見られないけど、毎年この時期になるとあの日を思い出すというイメージです
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