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STRANGER
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作詞 クロN♂ |
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僕らの街は毎日毎日同じような
歌や勉学とかを形にして残してる
全くもって無駄のないような人生で
彼は不安と刺激を探していた
全ての価値を言葉と文字だけで表す時代
夢や娯楽なんかも眠りにつかなきゃ見られない
現を抜かして欲も躊躇しているようじゃ
何も進歩も酸素も見つかんない
テレビの奥やフィクションの世界では
簡単に刀や銃を引き抜いて
傷跡の見えぬ亡骸そこらじゅう転がして
時に空の彼方放り出して
時に輪の中首突っ込んで
終わりの合図の鐘は聴こえない
デリートしようか全部全部
たった一つ居場所一つだけを残して
今後一切眠らぬように
眠る必要が無くなってしまうように
全てのコトが言葉を交わして収束する
なんて素晴らしい且つ安心安全なんだろう
似た者同士傷を舐めあっているようじゃ
変化もクソもあったもんじゃあない
実際こうして生まれついた時から
配られたカードじゃ生きていけないから
新しく作り直してイカサマも厭わないね
皆気付いてないわけないし
自分良ければ全てがいいし
求めた世界はきっと訪れない
デリートしようか全部全部
真新しい現実脳に写しこんで
リメイクしようぜいっそ全部
埃一つ居場所一つ残さないように
今後一切目覚めぬように
そのまま深い海に飛び込もうぜ
きっと次に光を見る時は
誰もが目も口も脳すらも失っているさ
本能のままにただ息だけをし続ける僕ら
きっと滑稽なんてものじゃないさ
その頃には人類滅んでいるさ
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