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作詞 きち
これじゃないと何度も思いながら
曲を何曲も次に送って

やっと
自分を包み込んでくれるような曲に出会う
耳にすっと馴染んで抵抗がない

自分の全部を委ねても大丈夫

だけど
まるで「わたしだけ」を包んで
周りから守ってくれているよう

去年の春に聴いた曲のような
飛び跳ねて
自然と体が揺れて
孤独を感じる暇もなく
春を全身で楽しみたくなるような
あの雰囲気とは違う

孤独を慰められているみたいだ

春はあたたかい雰囲気を持っている
春はわたしが憂鬱で壊れてしまわないように
包み込んでくれる

そのおかげで
寂しくても
自分を保つことができる

だから
春の間は大丈夫
寂しいときには寂しい曲を聴けばいい

その間もずっと
春が包み込んでいてくれる

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歌詞タイトル
公開日 2021/03/22
ジャンル 詩(ポエム)
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