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揺れる月白
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作詞 柚月唯舞 |
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誰かの声が聞こえる
特に気にも止めなかった
忘れたものは何処かに?
探したってしょうがないや
いつも通りの交差点
覗きんだディスプレイ
このまま人が消えても
時間は進んだまま
望むことは馬鹿らしい
ループする毎日に
ぶつけたって何になるんだ
なぁ、君は
声を上げた
何処か遠くにいつか届くと
コバルト色差し込む月白に願って
何も無い空見上げた横顔が揺れる
どうせ消えるんだ
息を飲んだあの一瞬さえ
その声を知っていたから
喧騒に目を閉じた
しゃしゃり出てくるなよ
戻らないくせに
願うことに意味は無い
紛れ込む日常に
問いかけたって答えはないだろ
なぁ、今も
声を上げて
叫びたくなる夜を迎えて
コバルト色差し込む月白を恨んだ
忘れないってさ伏せた瞳の中に残る
この痛みさえ
いつか消えるんだ空へ
望むことは諦めて
息をする毎日に
叫んだって何になるんだ
なぁ、君は
声を上げた
どこか遠くにいつか届くと
コバルト色差し込む月白に願って
何もない空見上げた横顔が揺れる
どうせ消えるのに
無くさないで
どこか遠くにいつか届くと
コバルト色照らす月白に手をのばして
何も無いよと笑った横顔が今もここに
瞬いて
胸の中で息を芽吹く
遠くで響く声
忘れたものは何処かに?
月白は今日も揺れる
僕の傍で
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