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無機生命
作詞 しんごS-ing.
挟まったままの
何かが邪魔をしている
開けれないままの
諦めた缶詰めを睨んでいた

顔すら覚えていない誰かが
君は強い人だって拍手をしてたな
精一杯の笑顔で頷くのは誰の為
そっか。だから強いって言うのかな

誰かを傷つけるぐらいなら
気持ちは伝えずにいたんだろうな
そうやって嘘も板についた日々さ
優しさについて考える時間すら眠い

気の抜けた炭酸は
甘くて少しの刺激をくれる
振れば簡単に泡になるのに
楽に消えない事もあるよな

名前すら知らない誰かが
君は弱い人だって慰めてきた
困った顔で同調したまま動けない
だって、弱いままじゃ生きちゃいれない

誰かの中にも自分が居て
言葉を隠せば降り積もった
息ができないぐらいの後悔
胸の中で何かが渦を巻いてる

大切なことが多すぎて
素直になれないまま明日になる
何かが言葉になればきっと

儚い終わりがあるかもしれない
何かをやり遂げても仕方ない
一分一秒の狭間すら時の流れ
何かになれたらもういいのにな

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 無機生命
公開日 2021/08/17
ジャンル その他
カテゴリ その他
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