|
|
|
にがい愛情
|
作詞 神風かおり |
|
抜け出したかった あの場所から
四面楚歌のあの見えない檻は
僕にとってゴールのない砂漠そのものだ
死にたかった あの夢の中で
酔生夢死のよう青酸カリで
僕にとって誰も傷つけない死に方だ
皆、心のどこかでそれを望んでいるのが
僕にはわかっていた
そう、第三の目はきっと僕に自殺しろと訴えている
そのくらい人の目が怖かった
そんなとき君は突然僕の視界に入ってきた
不思議だね君は突然僕の心に愛を与えたね
あったかい言葉を包装紙代わりにして
「君は怖がらなくていいよ、私がいるから」
溢れ出した涙
拭いてくれた君
「ありがとう」
それしか言えない
人間不信だから
悪魔の心はありふれているけど
天使の証は君にも見当たらないから
|
|
|