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夜中に焼きそばが食べたかっただけなのに
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| 作詞 Hiiisa |
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0時過ぎ なんとなく小腹が空いた
部屋の隅に 袋の乾麺
ああ 焼きそばでも食いてえな
健康的なものなんていらねえ
ジャンクなものが食べたい気分
袋麺の焼きそばが食いてえな
「作ればいい？」嫁が聞く
自分でやるのはめんどいしな
とりあえず、小腹が空いた
具なしでいいよと注文し
楽しみだなあ ジャンク麺
数分後 ほかほかの焼きそばがやってきた
ほんの少しのキャベツと海老 湯気が立つ
一口食べた なんだこりゃ 普通の焼きそば
俺はこんなのが食いたいんじゃねえ
俺が欲しいのはジャンクな焼きそば
笑顔になんてなれなくて
ぽつりとこぼす「おいしくないよ」
不満そうな嫁の横顔
俺は具なしでいいよと言ったのに
何か言いたげな嫁についもれる
余計な一言「おまえの話はどうでもいい」
0時過ぎ 旦那が「小腹が空いた」と
部屋の隅に 袋の乾麺
焼きそばでも食いてえ と言うから
こんな時間に何を言うのかと
少し野菜をとらせてやりたい
袋麺の焼きそばはジャンクだな
「具なしでいいよ」と旦那が言う
手早くしてくれってことだろな
具も少しなら、すぐにできるし
しょうがないなと承諾し
ちゃちゃっとやるか フライパン
数分後 ほら早いだろと焼きそばを差し出した
ほんの少しの洗い物も 済ませちゃえ
一口食べた様子をこっそり うかがえば
なぜどうしたのか 浮かない表情
無理矢理夜中に作ってやったのに
すこぶる不機嫌な表情で
ふと愚痴られる「おいしくないよ」
それはさすがに ひどすぎやしないか
せめておいしくと思ってやったのに
何か言ってもどうせ届かない
もうあなたには 何も話さないわ
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