|
|
|
雑踏
|
作詞 なかじ |
|
どれだけ苦しくても辛くても頑張れば結果が出ると
教え込まれてずっとその通りに信じてきたけど
やっぱなんか違うと思う
夢見た大人達を眺めるたびに自分の将来が見えてきて
金がない時間がない自由がないそんな事を
酒飲みながら愚痴っている
本当に大事な事を話すとお茶を濁されるし
大事でもないとこが一世一代の事のように
張り切るしプレッシャーかけるし
何が大切かが見えなくなる
そんなうちに自分も沼に片足突っ込んで
同じように人形のようにケタケタ笑って
戻れなくなってる
子供のように純粋な気持ちで好きなもんは好きって
ダメなもんはダメだってそんな風に伝えられたなら
人生変わっていたのかな
でも怖いから今まで何もしなかったんだろう
この人生は自分のせいで出来ている
新しい事をしなければと誰も見ていないところで
携帯の画面で眺めてるだけ
結局何も出来ないまま終わっていく
この生活が変わって欲しいと思うのに
変わるように頑張れはしない
何がしたいんだろう何が言いたいんだろう
時々自分でもわからなくて
それなのに周りを見下して自分はまだマシと思って
ずっと目を背けてる見えない蜘蛛の糸に絡まってる
一歩踏み出してはまた戻ってまた歩いたと思ったら
自分には出来ないと諦めて楽な方へ楽な方へ
走り出したくなるもの
そこで踏ん張れたものが成功してでもそれを見ても
何も変わらなかったり自分って本当に何者?
今日も思いながらふと夜が老けていく
Ah ~ 楽な世界で生きて楽な人生歩んで
自分が死ぬ時に何を思えるだろう
世の中は単純さって子供に言うかな
それとも世の中厳しいと言うかな
自分は厳しくして生きてないのにー
何も出来ない何も言えない
そんな世の中でどうして生きれるのか
僕は時々わからなくなる狂いそうになる
もう半分以上沼に沈んでるかも
身体中に嘘がこびりついている
|
|
|