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君と混ざる時
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作詞 紡ぎ糸 |
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君は、大人に好かれる。
私は、子供に好かれる。
この二人が出会った時、私は、誰に好かれるの?
毎日寒い、この中で
私は、いつも、手に取られるのを待っている。
君は、入り口近くの機械でも
外の世界のあるお店でも
私と一緒にいるこの場所でも
いつでも人気者なんだ。
私は、親子で来た客に
雑に入れられてしまう。
鮮やかな狭い世界に
入れられてしまう。
―はずだった。
もう、君といれば、怖くはない。
私の白は、濁ってしまった。
でも、君と一緒なら、もう、大丈夫かな。
私を好いてくれる人。
それは、大人でも子供でもなく
君なのだ。
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