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さようなら甘色の日々
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作詞 日暮 汐音 |
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君の瞬きで世界が変わるなら
ただそれだけでいいと思えました
音楽室に響く君の音色
四季を映す窓辺に桜が一輪
ピンク色の風に吹かれた茶色の髪の毛
想い出をただ手に書いた
「君の瞳を僕に写させて欲しい」
川の粼が想い出になるまで、臆病でいさせて
片手に残った君の温もりがなんとなく虚ろな春でした
春に桜が咲き散れば夏に
夏の木漏れ日が暖かく思えたら秋に
椛がカラカラと乾いた音がしなくなったら冬に
四季は次々と僕を襲う
甘い日々を過ごさせてくれる“君に”
届いて欲しい 目と目が合う前に
両手に残った君の温もりがありきたりの夏だった
いつまでも愛せるとは限らない
君から告げられたさようならに僕の口付けで答えられたなら
君のありがとうが僕のありがとうに
脳に焼きついた君の愛が届かなかった冬でした
永遠の愛はありませんでした
甘色の日々が君へのコトバ
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