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避けられているような気がする症候群
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作詞 橙 ヨシヒコ |
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この想いを僕の生涯の
最後の恋にしてもいい
きっと思いのほか手強くて
てこずるのは間違いないけど
この恋を叶えられる
アイテムがこの世界のどこかに
眠っているのなら
それを探す旅に出かけよう
いかんせん避けられている
そんな気がしてならない
僕は君の視線のその先を
追うことができない勇者だ
好きとかじゃない
嫌いとかじゃない
きっとなんの悪気もない
そっぽを向いているわけじゃない
君の向いてる方向が
僕にとってはそっぽなだけだ
限りなく他人に近い知人
そのくらいのものだろう
この想いを僕の生涯の
最後の恋にしてもいい
めくるめく夢のような日々を
君とともに過ごしたい
でも具体的に なにかに
行動できているわけでもなく
片想いのくせに 偉そうに
そう思っているだけ
避けられているような気がする
そんな症候群だ
きっとこれは恋の病の
典型的な症状のひとつ
そんなんじゃない
避けてるんじゃない
そんな次元の話じゃなくて
意識したこともないんだろう
選りすぐってかけた言葉も
まるで君には響かない
嫌われているほどではなくても
成就には程遠い
避けられていると思って
距離をとって遠ざかっているばかりじゃ
僕が避けているようなものだね
負けたくない
終わりたくない
まだ始まってもいないのに
人知れず終わりたくない
僕の想いを君は知らない
避けるも避けないもない
独りで勝手にもがいているだけ
水に落ちたアリのように
好きなら好きだと
言わないと聞こえない
あの娘の勇者になりたいなら
話はそれからだ
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