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この悪夢のような時代で
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作詞 JOU |
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難しい人生の葛藤だ
心は海のように広く
世界は何故か 灰色の空に 染まろうとしている
もしすべての行く先を 知る神がいるのならば
この苦しみは 誰のために 課せられたのであろうか
惨めに掃除して 時間を気にして一日が終わる
当たり前だった平凡な日常 ブルーといえる憂鬱
痛みや苦しみの中で 人は生きる意味を得る
あの日の日常が 心から懐かしい
汚れた汚い新宿で 占い師はマスクをつける
時の権力者は 自分さえよけりゃで
人生のモデルや明るいビジョン そんな言葉さえ幻想で
海の上で傷ついた白い鳥が飛ぶ
群れから外れた鳥を嘆く
きっと自由に怯えている
きっと憎しみで 白い雲に飲み込まれていく
この暗い現実がつきつけるもの
それは進化の後の苦悩
老夫婦は安定を好む
自由人は趣味を一人で謳歌する
ホテルで部屋を選ぶ若者は
モラルよりも欲望を好む
そして絶望のウイルスだけが地球にのこるのならば
きっと 地球は壮大な自然に感謝する
そんな切ない夢を昨夜 ベッドの上で見た
なんて不思議で汚辱に満ちた夢なのだろうか
今は少し安心している これは悪夢だから
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