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無様な伝達関数
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作詞 たにはらしのすけ |
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渋谷駅へと向かう交差点過ぎたとこ
僕は君の連絡先を聞く
帰りのホームで早速君からお礼メールが来た
その時初めに胸がキュッとなったんだ
初めての二人での食事
終電気にしてた僕に君は
この夜は終わらないことを告げてきた
拍子抜けした僕はこの夜心奪われた
照れ隠しにいつも顔をくしゃっとさせる君
そんな表情をいつまででも見たい
見ていられるって思ったんだ
横浜の街並みにキレイな灯り
風が少し強くて足早に行き交う
誕生日にと夜景の見える場所で二人過ごした
時間が止まればいいって思いは1つだったんだ
君の優しさにずっと助けられて
気づけばもう1つの思いはどこか別のとこへ
終わることさえ告げられず冬は通りすぎた
僕は頑なにそこから離れまいと無様だったよな
言葉にせず傷付けまいと仮面をつけた君
そんな表情さえ気付かずにいた
いや 気付かないフリしてただけなんだ
思えばいつだって想いは別々なところにあって
出来の悪い磁石みたいにくっついてたのは一瞬だけ
本当に好きで好きでたまらなかった僕
どこで間違えた想いの伝達関数
もう戻らない君へでも今は感謝伝えたい
最後までどんなに無様でも
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