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血と蜜-罪と罰-
作詞 あかさてな
心の傷口を三日月のナイフで抉って
其処から溢れ出す赤い血を舌で舐め尽くせば
恍惚の薔薇が身体中を縛り付ける様に
咲き乱れて身動き一つ出来なくなる
両目から流れ出す涙は甘い蜜の香りを放ち
犯した罪の重さを秤に掛ければ
真実の羽よりも重く秤は傾いていく
生きてきた分の記憶が哀しみの剣と化して
心に深々と突き刺さり痛みは弥増し
十字架に貼り付けられ火刑に処される刻限まで
衆目環視の中で晒し者にされていく
周囲からは裏切り者と連呼され
其の叫びを疾風怒濤の如く身体に浴びて
軈て時は来て執行人達が火を放つ
全身を焔の顎(あぎと)が喰らい尽くすまで
血と涙は煮えたぎり断末魔の絶叫は
地獄よりの御遣い達を呼び寄せて
魂を炭と化していく脱け殻より引き摺り出して
暗く冷たい世界に未来永劫に渡って
鈍色に光る鎖で縛り付けられていく
いつ果てるとも知れぬ懲罰を受け続けねば為らない

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 血と蜜-罪と罰-
公開日 2021/09/13
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 久々に自作の詩を投稿しました。
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