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春の訪れ
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作詞 あかさてな |
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春一番が吹き抜けた後
季節は春の訪れを迎える
樹々のまだ硬い蕾の中に
草花の小さな新芽に
大地から顔を覗かせる山菜に
花粉を飛散させる杉の樹に
まだ冬の名残が雪をちらつかせても
もうすぐそこに春がやって来る
春は曙と昔から謂う
朝 東の空に陽が昇り始める頃
東雲色に辺りを染めながら
暖かな陽射しが穏やかな日溜まりを作り出す
麗らかな朝焼けの中で
人々の営みが始まり街は活気付く
鳥も獣も魚も虫も植物も
それぞれに連鎖の環の営みを始める
遠雷と共に冬は過ぎ去り
本格的な春が到来する
生きとし生ける物達が春を謳歌する
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