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歩く道の先の景色
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作詞 マルダイ |
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電車に乗って 左右に揺れている
ふと 自分の道と重なってしまうよ
進んでいるはずなのに どこかに迷い
時に 大きな揺れに遊ばれ 日々を躓く(つまづく)
変わらぬ歩幅で歩く 周りに憧れ
真似して歩いてみたって 不思議と遠ざかるだけだった
流されたくなくて 耳を塞いでも
みんな 僕の周りで黒板をひっかく
不意に見上げた空は どんな色をしているか
雲も 自分を知られたくて 流れてくるのか
とっさに訪れた寒気(さむけ)が 体を縛って
なかなか消えない摩擦熱で 動けなくなる
1人きりの 意地っ張り この叫びが 届かぬように
ただ震えて固まって 宛てのない涙を流したよ
君探して 道迷って 途方に暮れ 立ち止まる
その背中を見て 君は泣いたんだ
「私を忘れないでよ いつでも味方なのに」
君と僕の視線が交わり 虹がかかった
今を生きるなんて難しい そんなに器用じゃない
過去に囚われ 未来が霞む日々 でも
そんな世界を君と並んで 笑って歩めるなら
どんな時だって 這い上がれるはずさ
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