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汽笛
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作詞 青いさんかく |
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さよならの汽笛がなった
僕だけを乗せた列車が、南へ走り出す
ずっとこのままを、続けていくのは
光のない薄くて硬いからの中
破ることなく心を壊していくようだ
心の小さな青い火に まきをくべて
自分だけ、でどこまで行けるのだろう
深い深い桜の木々を超えて 超えて さよならをする
落ちていく花びらに、飲み込んだ未練を乗せて
晴れた空が エールをくれる
悲しみの青じゃなく 旅立ちの青だと
通学路までの道 緑のアーチをくぐる度に
大きな手のひらに 背中を押されていた
見えない誰かに頼ってたとしても
心は救われていたんだと
知って右胸にやわらかい手を当てる
にじんで遠くなる足音に 感謝を送る
さよならの汽笛が鳴る
深い深い桜の木々を 超えて超えて 生きていく
舞い散る薄桃色を 透けていく期待感を
晴れた空が きれいだから
泣かずにいよう 旅立ちの青だ
深い深い桜の木々を 超えて超えて さよならをする
落ちていく花びらに 、飲み込んだ未練を乗せて
晴れた空がきれいだから
泣かずにいよう 旅立ちの青だ
解きかけた勇気の箱を 抱えて
僕は 旅に出た
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