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永平寺
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作詞 yasumin.mama |
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君が白球を追うグランドから
街を外れた山里の先に
土産物屋の沿道通り抜け
静寂に誘う木々に招かれた
紅く色づいた紅葉の合間に
優しく朝日が降り注ぐ
光がゆっくり時を刻むよに
一葉一葉が揺れている
つらいこともあるだろう
逃げたいこともあるだろう
緑の葉もゆっくり色づく
燃え上がるよに紅く色づく
君もきっと報われるだろう
練習もきっと実を結ぶだろう
庭では修行僧が紅葉を拾う
剃りあげた頭に手拭い被い
竹箒で丁寧に紅葉を集める
何を想い一心に紅葉に触れる
遠く読経の声 鐘の音が響く
磨きあげた廊下の格子戸
額縁のよに歴史ある山門に
幾年も寄り添う紅葉の姿
つらいこともあるだろう
逃げたいこともあるだろう
色づいた紅葉が君に寄り添う
若い瞳の奥に故郷が見える
君もきっと報われるだろう
修行もきっと実を結ぶだろう
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