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青年
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作詞 keni |
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夢見心地な肩を震わせながら
暗い道を歩いてきた
見上げれば青空があるのに
僕はまた下を向いている
何度も犯したささやかな過ちがいつも僕を苦しめる
もう子供ではいられないと何度繰り返しただろう
いくつもの愛を超えて僕があることをわかっているのに
僕はまだ何かを求め自分を責め続ける
自分を傷つける代償にに何かを描こうと足掻いている
壊れそうな心を抱きしめながらなりふり構わず進んでいく
秋風の中でそんな僕が悲しく見えた
夢見心地な肩を震わせながら
ベランダ越しの空を仰ぐ
幸せは足元にあると人は言うけれど
僕の心を満たすにはどこか欠けている
求めているものは胸の中にあると分かってるから
もう子供ではいられないと何度繰り返しただろう
僕は何かを求め自分を苦しめている
苦しみ抗う事で安らぎを得ようとしている自分の心
この空に思い出す思い出の一つ一つが胸を締め付ける
あの日と同じ風に僕の心は悲しく彩られていく
夢見心地な肩を震わせながら
太陽の動きを眺めている
真っ赤な太陽が夜空の中に消えていく
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