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Dark Latte
作詞 yuiぴー
白い息に気付いた私はコンビニに寄った
震える指はかさついていた
買おうとしたコーヒーの隣の、ちょっと濃いほうにしてみた
外は寒くて、缶は温かい
冬のさなかの話です

ただあたたかいなと思ったそのコーヒーは
あったかくて少し甘めで
ほっとした私はおいしいなと思った
そして、ふっとほろ苦さをしたに残していく
最後の苦さに驚いた

涙を止める方法は知っていたはずで、
息を止め、目に力を入れた
時計を見つめて
ただ静かに
ただ見つからないように

背景を探してこれにした
でもいっぱいあったから、順に回していく
そんなことをしていたせいか
なけなしの勇気で聞いた返事は、今はそういうときじゃないだって
クリスマスも過ぎ、効果も見られず
まだそのままの背景は、私の心のようで

ダウンで体をくるむ今日はとても寒く
春を怖がる私を励ました
何かを変えようと変わらなかった冬に
終わりが来そうで
あごの下に浮かんだ何かを吐き出したくなった

涙の色はコーヒーの味と似ていて
気づかぬ間に引き寄せた
見えないため息の後に
静かに戻る
隣で始まるいつもの会話に

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Dark Latte
公開日 2017/02/14
ジャンル その他
カテゴリ 恋愛
コメント 恋の終わりをさまよっている時の歌詞です
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