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若者のすべて
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| 作詞 kaminote |
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片足引きずりながらも微笑んでいたあの人の
後ろ姿にずっと憧れていたあの日
自分よりも恵まれないのに なぜあの人は
笑顔を絶やさなかったんだろう
本当に美しい笑顔で
○その時見た宝石みたいに輝いていたもの
頭からつま先まで感じていた若者のすべて
路上の端っこでヘッドフォン越しに頭を抱える
最近の灰色は恐怖さえ感じられるんだ
じんじんと痛み出す足がまた
あの人のこと思い出させる そんな土曜
もう一度だけ もう一度
○あの時見た宝石みたいな街の灯も
想像さえも透き通っていた若者のすべて
そっと握り返した凍えるような手も
すべて時に流されてしまった若者のすべて
この腐りきった眼に見せてくれよ神様
路上の端っこでヘッドフォン越しに宙を仰ぐ
最近の灰色は空の青を反射して綺麗だ
地面に根を張るわけにもいかないね
無音のヘッドフォン外し 歩きだす若者
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