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あの日の憂鬱
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作詞 kaminote |
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声の正体は あの日の憂鬱
遠すぎた空に約束交わし
いつまでも変わらない笑顔で
僕を見つめていた君の顔
冬のバス停で言葉も少なく
白い息でタイミングをはかり
君の手を握った僕の横顔
今はサヨナラでしか分かり合えなくて
傷付かないように遠ざけていた
あの時の横顔に
僕らは戻れるのかな
忘れないように目に焼き付けた
あの日の笑顔は白く濁って
最期に捉えたか細い声の正体は
あの日の憂鬱
吐きつづけた言葉は
白い雪で覆われて
凍りつく町並みに
さんさんと降り注ぐ
一瞬で積もれば
手すり離して落ち逝く
君のか細い身体を
そっと包み込む
ごめんねの一言が云いたくて
少しだけ自分が楽になりたくて
あの時は、そうだった
ありがとうの一言が云いたくて
少しだけ身体が宙に浮くような
シャルウィダンス 踊ろうよ
忘れないように目に焼き付けた
あの日の笑顔は白く濁って
最期に捉えたか細い声の正体は
あの日の憂鬱に戻る
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