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雨星
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作詞 acos |
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赤いランプに飾られて
影を落とした交差点
水滴が鳴らす音に
鼻唄を乗せた帰り道
雨宿り見上げる少女
傘はささずに踏み出して
たまには濡れてもいいね
なんて鼻声で笑ってる
窮屈だけど退屈しない
いつの間にか手を繋いで
ふと見上げてみたら
雨が上がってた
曇り空の一番星
どんなに探したって
見つからなかった
それでも一緒に歩いたことが
君と居たことが
いつの間にか宝物
鼻すすりくしゃみしながら
苦笑いでごまかした
寒くないか気になるけど
大丈夫だって笑ってる
ぶかぶかだけど羽織りなよ
君からもらったコートだけど
ふいに見上げた顔には
照れ笑い浮かべて
星のない夜もいいけど
それでも探すんだね
予報もこう言ってたよ
今夜は曇り時々雨
リズム外した足音と
離れない手と手
もしも未来が見えたら
知ってしまうのかな
君と僕のこれからとか
どんな二人になってるか
僕はそんなの要らない
知りたいことはない
見えないから知りたいんだ
知りたいから君と居るんだ
雲の先にある
星を探すように
雨降りの一番星
どれだけ探したって
見つかるわけないよ
それでも目を輝かせてる
曇り空の一番星
どんなに探したって
見つからなかった
それでも一緒に探したことが
君と居たことが
君の笑顔が
大切な宝物
いつまでも宝物
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