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月猫
作詞 冬
暖かな夜に溶けるように

揺らる黒猫

月の色をした瞳は何を映し

その身体の中心に何を宿すのだろう

何気なく手を伸ばし

さり気なく触れようとしたら

君はさらりと身を揺らしそれを躱す

行き場を失った僕の手と心は

暖かな夜の空気を浮遊して


君は暖かな夜を浮遊して

何処へでも行ってしまう

夜の向こうへすら行ってしまうだろう


僕は動かぬ夜の木のようで

折落ちれた木枝のようで

数日前に降った雨の水溜まりのようで

そこに映る揺れる月の映し水絵のようで



でも本当はただの人間で



君の姿を見失わないように

月明かり頼りに浮遊する

手も心も視線も



いつかは


いつかは君の心に触れることができるかな

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 月猫
公開日 2015/11/12
ジャンル ロック
カテゴリ その他
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