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迷子の青蜜柑
作詞 Makoto Ogata
灯りが切れたのではなく
透明に成っただけのこと
それでも人は探してる
例え出来損ないでも

宇宙の最果てを見たい
そういう気持ちもあるんだ

形有る物を愛したなら
形無き物は零れてゆく
世界は結局見かけだけだ
真実は今も心に在る

この命火が尽きた時
上下を選ぶ事よりも
死んだ魚の目をしてる
景色は酸素が薄い

弾けて飛んでく欠片を
追いかけ続けて彷徨う

一つの色だけ塗られてても
二つの色には成れないのに
薄暗い白に浮いてみては
唯不透明に祈っている

悲しい旋律に滲みそうになり
心と体が離れてゆくのは
悲劇の末路を望む訳ではないと
思いながらもゆらり消えてく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 迷子の青蜜柑
公開日 2015/10/29
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント ただただ空虚な思いには、理屈も何も無い。ただ悲しみに支配されている、それだけの事。センチメンタル症候群、とでも名付けておこうか。そんな夜のお話。
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