|
|
|
目的地
|
作詞 雪野 |
|
バスの窓が開いている
吹き込む風に前髪が揺れた
歩き疲れた体を乗せて
夕闇を走る海岸線
心地よい音の後ろでは
世の中の動きに敏感な声
僕等の未来はどうなるのかと
不安を煽る交差点
どんなに足掻いても
歯を食いしばっても
等しく夜が訪れるのなら
今は少し眠らせてくれよ
目的地に辿り着くまでは
ふと情報の窓を開ける
数々の悲しみに視界が揺れた
歩き疲れた心を乗せて
静寂を走る繁華街
心地よい音の中からは
感情の動きに敏感な声
僕の未来を支えてくれる
ただ唯一の生命線
どんなに足掻いても
歯を食いしばっても
等しく朝が訪れるのなら
あと少しだけ頑張るよ
目的地に辿り着けるまで
バスを降りて家路につく
心身共に洗い流したら
歩き疲れた体を休め
暗闇に眠る通過点
|
|
|