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雪乞い
作詞 まろかず
気付いたら独りで落ち葉を蹴っていた
イチョウも裸になって、死んだように眠ってる
気付けば服が薄すぎて、また身震いをする
ただ寒いだけだ、心も体も
君のいないこれからは、凍った心を砕くだろう
いつまで寝てれば君は起こしに来るのか
もう君はいない。そうなってしまう
どれだけ待てば君は待ち合わせ場所に来るのか
もう君はいない。それだけは....
涙の枯れた僕の目には、嗤う冬の風が見える


気付いたら足元には霜が芽を出していた
相変わらず僕はここで佇んでた
気付けば肌がひび割れて、またクリームを塗る
ただ寒いだけの、心と体は
君のいない今を忘れたがった
愛した日々が死ぬ季節
どれだけ考えても....

乾いた喉は狂って、声も出ないくらいに壊れた
ただ寒い、ただ寒い
毛玉の付いたマフラーで口を隠して
病室の前で待っていた。
散っていく黄色い紙
待って。行かないで欲しい

どれだけ待たせてくれてもいいから
君とのこれからを
潤った鼓動を。
窓の外に降る雪を、また一緒に眺めていたい。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 雪乞い
公開日 2016/02/04
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 意識のない恋人を心配する彼氏の物語、的な。

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