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恋が枯れる日まで
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作詞 蜜柑 |
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「あ〜、またダメだった」と呟いて 隣にいない貴方の横顔追った
貴方に会いたいとも思わないのに
強がって嘘を吐く 嘘を吐く
声で繋がる日々に 日常を当てはめた
終わりが来ることを待っているから
不安で潰されて 涙を飲み干した
僕は貴方の「恋」で居たい
いつか捨てられると知って
それを待ち望んでいる僕はなんて馬鹿なんだろうって
僕がピエロであるうちに逃げ出してなんて
貴方に言えるはずもなくて
また逃げ出すのは僕なんだって
心を閉じ込めた
電話越しの声も 淡々と喋る僕は
貴方の笑顔に同調して笑う
顔のない怪人のように僕は蓋をする 蓋をする
「好き」だ「愛してる」 愛の言葉を横目に流す
貴方の口が僕のものになればいい
そうすれば愛を飲み込まなくていい
僕は貴方の「恋」で居たい
空気のように「愛」を口にする
「貴方がいなければ何も出来ない」全部独り言
僕がピエロであるうちに逃げ出してなんて
貴方に言えるはずもなくて
また逃げ出すのは僕なんだって
心を閉じ込めた
手放された風船に 僕の爪を立てても
無い爪で風船は割れやしない
握りしめた風船さえも
あっという間に空に飲まれる
僕は貴方の「恋」になれやしない
泣いて叫ぶ僕が居る 一人で踊っている
心の叫びなんて届きやしないから
ピエロを演じて上手くもないステップを踏んでいたいの
今日もまた心を飲み干す
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