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other life
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| 作詞 ニコル |
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同じ町に住む人と出会う
知っている人ばかりが増えていく
知らない人とは少し距離を置く
違う生き方との関わりが減る
思えば今までずっと
誰かの後ろを歩いていたような
同じことが好きな人と出会う
知っている知識が更に深まる
同時に知らないことも知っていく
違う生き方も色々あると知る
例えば僕よりずっと
悩んだり迷ったりする人もいる
ふと見た空がとても広かった
自分がどれだけ小さいか分かった
そんなちっぽけな命のことだから
あまり考えないようにした
似たような朝を行ったり来たり
夜が見れるのは昔より短い
高く大きくなった身体は重い
両目さえも重くなる朝は嫌い
不安を隠してくれる夜が好き
だけど最近は月すら眩しい
暗い天井に散りばめられた星
あんな輝きが一つくらい欲しい
叶えば苦労しないよ
夢なんか持つだけ無駄ってもんさ
すれ違う人のことを考えた
頭を回すほど目まで回った
これからも無視し続けるのは無理だ
身体中が痛くなってきた
自分のことだけ考えられたらいい
自分のことだって本当に難しい
他人のことなんて考えたくもない
他人のことだって考えなきゃいけない
命は短いもの
夢なんか見つけるにはあまりに
それでも生きていくよ
小さくても大きな光を探して
これまでの物語を書き記してみた
ろくなことがない人生だった
笑顔が涙の数より少なかった
眠っている時間の方が多かった
考え過ぎて頭が痛くなった
歩き疲れて脚も痛くなった
無駄に物を見過ぎて目は悪くなった
そうして色んな人と出会えた
報われない一生でも良かった
足音の数が一つ二つ
足跡の数が二倍三倍
すれ違った人をどこかで見た気がした
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