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真っ白な手紙
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作詞 YAMATO |
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どこかの誰かに手紙を送るよ
宛て名はない 住所も決めてない
とにかく誰かに読んでほしい
僕が誰ともなく伝えたいこと
書き出しに迷って頭を抱えた
黒い染みが辺りに点々と落ちる
高かった朝陽が沈んできた
真っ赤な光が瞳を焼いた
消せない文字と睨めっこ
どこがダメなのか分からない
忘れた文字と隠れんぼ
どこで失くしたのか思い出せない
いつからだろう
こんなにも多くの言葉
重ね合わせても 気持ちにならない
かけがえのない自己表現
いつか困った時 ひっそりと輝く
未来の僕に手紙を書くよ
書き出しに迷って首を傾げた
手紙に零れた染みのような
外の暗がりさえ眩しくなった
消えない記憶と追いかけっこ
どれだけ走ればいいんだろう
失くした思いといたちごっこ
どこへ行けば取り戻せるんだろう
あれだけ多かった言葉
いつの間にか 散らばってしまったよ
希薄になった自己主張
今まさに困ってるのに いつ輝くの?
消えない文字と睨めっこ
忘れた文字と隠れんぼ
消えない記憶と追いかけっこ
失くした思いといたちごっこ
せめて 全てを置いていけたらな
重い翼を 捨ててしまえるのに
地面に溜まった 雨の雫に映った
透明なインクを 流してる僕
こんなにも多くの言葉
全部君と一緒にいるよ
真っ白な手紙を彩る
気持ちを宿した染みが たくさん
迷ったことは忘れない
また迷う時にでも思い出すよ
これだけは覚えていて
真っ白な手紙に書いた文字
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