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しゃぼん玉
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作詞 くろちゃん |
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なぜ、今になってシャボン玉なの
二階の窓からストロに息を
吹き込んで夜空に昇ってく
シャボン玉のゆくえを見送った
偶然出会ったまちかどで
声をかけてきて歩いた
思い出話に花が咲いて
行くあてもなく歩いた
なんとなく歩いたさきには
あの日とおなじ夏祭り
神社の参道にぎやかに
わたあめ、金魚、夏祭り
シャボン玉のように
あたまのなかを
懐かしい思い出が
なぜ、今になってシャボン玉なの
あなたが夜店で買ってくれた
懐かしすぎる泡の匂いが
幼いあのころを巻き戻す
もうひと昔前になるのね
それぞれの道を選んだ
お祭りの夜にサヨナラして
わたしはこの町を選んだ
シャボン玉のように
ふわりふわりと
はかなくやわく
なぜ、今になってシャボン玉なの
二階の窓からストロに息を
吹き込んで夜の街に飛ばせば
足もとで息子がじゃれている
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