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夏の桜並木で
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作詞 くろちゃん |
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ときのしじまのなかで
流れる川を見ている
真夏の桜並木の
濃い緑から射す木洩れ陽
目を閉じればあの日の
桜色がひろがる
何度も振り返りながら
少しずつ遠ざかって行った
見えなくなるまでずっと
手を振り続けていた
あのときはまたすぐに
会えると信じていた
人の気持ちってはかなく
永く続かないことは
何度もくぐり抜けてきた
自分が一番知っていたはず
桜の花咲く時期には
人混みであふれていた
堤防沿いのこの道も
灼熱のもと人影はなく
人の気持ちってもろく
新しい暮らしのなかで
流されてしまうものだと
そうだよ誰のせいでもない
桜並木の切れ間から
遠く新幹線が見える
今日もMaxは新潟へ
誰かの思いを連れ去る
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