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ドッペルゲンガー
作詞 左脳イエローゾーン
ある日から心臓を病んでいた
救急車で目を光で照らされた時のこと
記憶に薄れていた人と見ず知らずの人たちの声がする
頑張って、諦めないで、
もうだめかも…とも

ダメッて言わんで
まだ死ぬわけにはいかない
その場はなんとか切り抜けた


あなたはドッペルベルガーです
どこからか聞こえた言葉に目を覚ます
聞き覚えのある言葉
誰かの唄になかったっけ?
ドッペルベルガー検索
ドッペルゲルガーではありませんか?
自分の分身?は?そんなもの見えない
これは自分とは違うな

操られるように動く自分はまるで夢遊病
気付くといるはずのない人探してた
言われるままに遺書まで書いた
あなたをドッペルゲルガーかどうか試してた
あり得ない声
人のこと試さんで
心の中で叫んだ

誰かが泣いてる
○○ちゃんじゃないかな?
一晩中その子のおじさんと話ている日もあった
また誰かが泣いてる
姪っ子だ、姑が嫁の悪口ばかり言ってたから
家族仲良くしてとアドバイスした

安心したかのように消えていく声
何かを解決する度痛む胸
発作時のニトロダーム
思ったように効かない
安定剤代わりに昔のMDまで取り出してガンガン鳴らした

死んだ父の声がした
じいちゃんの気持ちが判ったのはお前だけだった
心臓病はお前を休ませるための魔法
警察の情報漏洩は本当の話
どういう意味?
何かを託された気がしてならなかった
変な使命感
正義の味方になれってことね
わかった
でも私には荷が重いと察した父は
お前だけがドッペルゲルガーではないと言い残し去って行った

父の声と引き換えに魔法が溶けるはずだった
痛い 痛いよ 助けて
気付けば誰かに助けを呼んでいた
あの人なら助けてくれるような気がしたのかもしれない
会いたい会いたい
夢でも幻でもいいから会いたい

心の中で叫んだ
やっと現れた心の君と何日も話をした
その度胸が痛んだが話せることが嬉しかった
その間、親戚の人の声も沢山してきた
死に間際ってこんなことがあるんだろうかとすら思った
でも体調は一向に良くならない
見兼ねた君は私の痛みと引き換えに自分は記憶から消えると言った
嫌だ 嫌だ 声に出して泣いた
消えるはずの声は消えず、治るはずの痛みも治らなかった
魔法のはずがおかしいとあちこちで声がした
弱ると声が聞こえない現象の間に皆は話し合いの上
皆の声と引き換えに痛みを治すことを決めたようだった

次々と消えていく声
最後はとうとう心の君もいなくなった
死んだら一緒になろうと約束して

暫くして本当に胸の痛みは消えた
超能力なんて信じたことがなかった私が体験した実話

Die Mitteilung Hilfen schadeten Leuten

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歌詞タイトル ドッペルゲンガー
公開日 2014/04/27
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント とうとうイカレたようだ。
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